エレキギター各部の名称【レスポール編】|4つのつまみ・スイッチを初心者向けに図解

レスポールの名前と役割を、図でまとめて確認! 4つのつまみは何を変えるのか、スイッチを動かすと何が変わるのか。弦やフレットの基本も、手元のギターと見比べてみてください♪
レスポール各部の名称を図で確認
ここでは2つのハムバッカーと4つのつまみを備えた、一般的なレスポール・スタンダード系を例に解説します。モデルによって、ピックアップの種類や操作方法が異なる場合があります。

01ヘッド周り|ペグは左右に3個ずつ

- ヘッド
- ギターのいちばん先端の部分です。
- ペグ(糸巻き)
- チューニングのときに回すつまみ。レスポールタイプは、左右に3個ずつ並んでいます。
- ナット
- ヘッドと指板の境目で弦を支えるパーツです。
02ネック・指板・フレットの違い
- ネック/指板
- 握る棒の部分がネック、その表面で弦を押さえる板が指板です。
- フレット
- 指板に並ぶ金属の棒。「○弦の○フレット」と、押さえる場所を表すときにも使う名前です。
- ポジションマーク
- 指板にある目印。押さえる位置を確認するときの目安になります。
4つのつまみ・スイッチの役割
4つとも違う機能、というわけではありません。 フロント用とリア用に、ボリュームとトーンが1つずつ付いています。

01フロントとリアは、ピックアップの場所
- ピックアップ
- 弦の振動を電気信号に変える部品です。この例は、ハムバッカーという種類を2つ備えています。
- フロント/リア
- ネック側がフロント、ブリッジ側がリア。英語では、それぞれネック・ピックアップ/ブリッジ・ピックアップとも呼ばれます。
024つのつまみは「音量+音色」の2組
フロント用
ボリューム音の大きさ
トーン音の明るさ
リア用
ボリューム音の大きさ
トーン音の明るさ
トーンを絞ると高い音の成分が減り、丸い音になります。どちらの組が効くかは、スイッチで選んだピックアップによって変わります。 上のカードは役割の整理で、実物のつまみの配置図ではありません。
03スイッチは「どのピックアップを使うか」
| 表示・位置 | 使うピックアップ |
|---|---|
| RHYTHM | フロント(ネック側) |
| 中央 | フロント+リアの両方 |
| TREBLE | リア(ブリッジ側) |
※アンプの音量を最大にする意味ではありません。無理のない小さめの音量で試してください。
04ブリッジとテイルピースは別のパーツ
- ブリッジ
- ボディ側で弦を支える部分。この例はチューン・オー・マチックと呼ばれるタイプです。
- テイルピース
- 弦の端を固定する金属のパーツ。この例はストップバーと呼ばれる形です。
- ピックガード
- ピックが当たる部分を保護する板です。付いていないモデルもあります。
- ジャック
- シールド(ケーブル)を挿す穴。一般的なレスポールはボディの側面にあるため、上の正面図では見えていません。
- ストラップピン
- 肩掛けベルトのストラップを掛ける突起。肩側とボディの端にあります。
※図は一般的な構造を説明するためのイメージで、特定製品の仕様図ではありません。調整用ネジの操作や、モデル独自の配線については、お使いの楽器の説明書をご確認ください。
弦の番号は、細い方から1弦
いちばん細い弦が1弦、いちばん太い弦が6弦。細い方から1・2・3・4・5・6と数えます。
TAB譜・教材の図と同じ向き
音名は標準チューニングの開放弦(何も押さえずに弾く弦)の音です。弦の番号・音名はアコギと共通です。
フレットは、ヘッド側から数える
押さえる場所は「○弦の○フレット」と表します。フレットの番号は、ヘッドに近い方から1・2・3…です。
「5弦の3フレット」は、ここ。
左がヘッド側/上が1弦の図
オレンジの丸が押さえる位置。
5弦の、2フレットと3フレットの間の3フレット寄りを押さえます。金属の棒の真上ではありません。
フレットの近くを押さえるほど、少ない力できれいに音が出ます。
12フレットまでの並びを、図で見る

アンプ・シールドなど、知っておきたい基本用語
ギター本体と一緒によく出てくる言葉です。機材の名前と音色の呼び方を分けて覚えると、分かりやすいですよ。
- アンプ
- エレキギターの音を出す機材。自宅練習用の小型アンプや、ヘッドホンで音を出せる機材もあります。
- シールド
- ギターとアンプをつなぐケーブルです。消耗品で、断線すると音が出なくなります。
- クリーン/歪み(ひずみ)
- 音色の呼び方です。素直な音が「クリーン」、ロックでよく聞くギャリっとした音が「歪み」。
- エフェクター
- 音色を変える機材です。種類はいろいろありますが、最初から揃えなくても大丈夫です。
手元にあると安心なもの
毎回の練習の最初に使います。無料で使えるTSGのアプリは、チューニングの記事で紹介しています。
断線に備えて、予備が1本あると安心です。
消耗品なので、2〜3枚用意しておきましょう。
アコギ用とは別物なので、「エレキギター用」を選んでください。
練習後に弦を拭くと、弦が長持ちします。
よくある質問
自分のレスポールは、つまみが2つしかありません。
モデルによって数や役割が違います。 この記事は2ボリューム・2トーンの例です。つまみの少ないモデルや、異なるピックアップを備えたモデルもあるため、ご自身の型番の仕様をご確認ください。
スイッチを中央にして、片方の音量をゼロにすると音が消えます。
標準的な配線では、中央で片方のボリュームをゼロにすると、全体の音が出なくなります。故障とは限りません。両方のボリュームを上げて確認してください。モデルや改造内容によって動作は異なります。
つまみを引っ張れるのですが、何の機能ですか?
プッシュ/プル式のつまみで、通常の音量・音色調整とは別の機能を切り替えるモデルがあります。割り当ては製品ごとに異なるので、型番の説明書を確認してください。引っ張れないつまみを無理に引く必要はありません。
RHYTHMは伴奏、TREBLEはソロで使うものですか?
演奏する役割を限定する表示ではありません。 どちらのピックアップを使うかを示しています。伴奏でもソロでも、弾く曲に合うと感じた音を選んで大丈夫ですよ。
仕様の確認に使ったメーカー資料
- Gibson Japan:Les Paul Standard ’50s(基本構成)
- Gibson:オーナーズマニュアル[PDF](つまみとスイッチ)
- Gibson:Les Paul Modern(モデル独自の機能の例)



