エレキギター各部の名称【レスポール編】|4つのつまみ・スイッチを初心者向けに図解

エレキギター各部の名称・レスポール編。4つのつまみとスイッチの役割を図解

レスポールの名前と役割を、図でまとめて確認! 4つのつまみは何を変えるのか、スイッチを動かすと何が変わるのか。弦やフレットの基本も、手元のギターと見比べてみてください♪

この記事を書いた人

ギター講師・杉山つよし

ギター講師 杉山つよし

ギタースクールTSG主宰。リットーミュージックからギター教則本などを出版。テレビ番組・ニュース・ドラマ・アニメ・ゲーム・CMなど、幅広い分野のレコーディングを経験。アーティストのツアーやレコーディングのサポートも行い、自身の音楽作品も発表しています。

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レスポール各部の名称を図で確認

ここでは2つのハムバッカーと4つのつまみを備えた、一般的なレスポール・スタンダード系を例に解説します。モデルによって、ピックアップの種類や操作方法が異なる場合があります。

レスポールタイプの各部名称。ヘッド、ペグ、ナット、ネック、指板、ピックアップ、ボディ、ブリッジ
先端がヘッド、棒の部分がネック、胴体がボディ。パーツの位置を示す生成イメージです。 図を拡大 ↗

01ヘッド周り|ペグは左右に3個ずつ

レスポールタイプのヘッド。左右に3個ずつあるペグとナットの位置
6本の弦に対して、ペグも6個あります。 図を拡大 ↗
ヘッド
ギターのいちばん先端の部分です。
ペグ(糸巻き)
チューニングのときに回すつまみ。レスポールタイプは、左右に3個ずつ並んでいます。
ナット
ヘッドと指板の境目で弦を支えるパーツです。

02ネック・指板・フレットの違い

ネック/指板
握る棒の部分がネック、その表面で弦を押さえる板が指板です。
フレット
指板に並ぶ金属の棒。「○弦の○フレット」と、押さえる場所を表すときにも使う名前です。
ポジションマーク
指板にある目印。押さえる位置を確認するときの目安になります。

4つのつまみ・スイッチの役割

4つとも違う機能、というわけではありません。 フロント用とリア用に、ボリュームとトーンが1つずつ付いています。

レスポールタイプのボディ。フロントとリアのピックアップ、セレクター、4つのつまみ、ブリッジ、テイルピース
レスポールのボディ周り。PUはピックアップの略です。生成イメージを使った位置関係の図です。 図を拡大 ↗

01フロントとリアは、ピックアップの場所

ピックアップ
弦の振動を電気信号に変える部品です。この例は、ハムバッカーという種類を2つ備えています。
フロント/リア
ネック側がフロント、ブリッジ側がリア。英語では、それぞれネック・ピックアップ/ブリッジ・ピックアップとも呼ばれます。

024つのつまみは「音量+音色」の2組

フロント用

ボリューム音の大きさ

トーン音の明るさ

リア用

ボリューム音の大きさ

トーン音の明るさ

トーンを絞ると高い音の成分が減り、丸い音になります。どちらの組が効くかは、スイッチで選んだピックアップによって変わります。 上のカードは役割の整理で、実物のつまみの配置図ではありません。

03スイッチは「どのピックアップを使うか」

一般的な3段階セレクターの切り替え
表示・位置使うピックアップ
RHYTHMフロント(ネック側)
中央フロント+リアの両方
TREBLEリア(ブリッジ側)
まずはギター本体のボリュームとトーンを最大にして、スイッチを切り替えてみると、音の違いを聴き比べやすいですよ♪

※アンプの音量を最大にする意味ではありません。無理のない小さめの音量で試してください。

04ブリッジとテイルピースは別のパーツ

ブリッジ
ボディ側で弦を支える部分。この例はチューン・オー・マチックと呼ばれるタイプです。
テイルピース
弦の端を固定する金属のパーツ。この例はストップバーと呼ばれる形です。
ピックガード
ピックが当たる部分を保護する板です。付いていないモデルもあります。
ジャック
シールド(ケーブル)を挿す穴。一般的なレスポールはボディの側面にあるため、上の正面図では見えていません。
ストラップピン
肩掛けベルトのストラップを掛ける突起。肩側とボディの端にあります。

※図は一般的な構造を説明するためのイメージで、特定製品の仕様図ではありません。調整用ネジの操作や、モデル独自の配線については、お使いの楽器の説明書をご確認ください。

弦の番号は、細い方から1弦

いちばん細い弦が1弦、いちばん太い弦が6弦。細い方から1・2・3・4・5・6と数えます。

TAB譜・教材の図と同じ向き

E(ミ)1弦(細)
B(シ)2弦
G(ソ)3弦
D(レ)4弦
A(ラ)5弦
E(ミ)6弦(太)

音名は標準チューニングの開放弦(何も押さえずに弾く弦)の音です。弦の番号・音名はアコギと共通です。

「上の弦」「下の弦」って、見る向きが変わると分かりにくいんですよね。ここは「細い方が1弦」と覚えておくとラクですよ! 図を見るときも、まず1弦の位置を確認してみてください。

フレットは、ヘッド側から数える

押さえる場所は「○弦の○フレット」と表します。フレットの番号は、ヘッドに近い方から1・2・3…です。

ギターを手に取って確認

「5弦の3フレット」は、ここ。

5弦=細い方から5本目3フレット=ヘッド側から3つ目

左がヘッド側/上が1弦の図

オレンジの丸が押さえる位置。
5弦の、2フレットと3フレットの間の3フレット寄りを押さえます。金属の棒の真上ではありません。

フレットの近くを押さえるほど、少ない力できれいに音が出ます。

12フレットまでの並びを、図で見る
フレットの数え方。5弦3フレットの位置をオレンジで示す
ヘッド側から1・2・3…。オレンジの丸は5弦3フレットの例です。図を拡大 ↗

アンプ・シールドなど、知っておきたい基本用語

ギター本体と一緒によく出てくる言葉です。機材の名前と音色の呼び方を分けて覚えると、分かりやすいですよ。

アンプ
エレキギターの音を出す機材。自宅練習用の小型アンプや、ヘッドホンで音を出せる機材もあります。
シールド
ギターとアンプをつなぐケーブルです。消耗品で、断線すると音が出なくなります。
クリーン/歪み(ひずみ)
音色の呼び方です。素直な音が「クリーン」、ロックでよく聞くギャリっとした音が「歪み」。
エフェクター
音色を変える機材です。種類はいろいろありますが、最初から揃えなくても大丈夫です。

手元にあると安心なもの

01
チューナー

毎回の練習の最初に使います。無料で使えるTSGのアプリは、チューニングの記事で紹介しています。

02
シールド

断線に備えて、予備が1本あると安心です。

03
ピック

消耗品なので、2〜3枚用意しておきましょう。

04
予備の弦(エレキ用)

アコギ用とは別物なので、「エレキギター用」を選んでください。

05
クロス(布)

練習後に弦を拭くと、弦が長持ちします。

よくある質問

自分のレスポールは、つまみが2つしかありません。

モデルによって数や役割が違います。 この記事は2ボリューム・2トーンの例です。つまみの少ないモデルや、異なるピックアップを備えたモデルもあるため、ご自身の型番の仕様をご確認ください。

スイッチを中央にして、片方の音量をゼロにすると音が消えます。

標準的な配線では、中央で片方のボリュームをゼロにすると、全体の音が出なくなります。故障とは限りません。両方のボリュームを上げて確認してください。モデルや改造内容によって動作は異なります。

つまみを引っ張れるのですが、何の機能ですか?

プッシュ/プル式のつまみで、通常の音量・音色調整とは別の機能を切り替えるモデルがあります。割り当ては製品ごとに異なるので、型番の説明書を確認してください。引っ張れないつまみを無理に引く必要はありません。

RHYTHMは伴奏、TREBLEはソロで使うものですか?

演奏する役割を限定する表示ではありません。 どちらのピックアップを使うかを示しています。伴奏でもソロでも、弾く曲に合うと感じた音を選んで大丈夫ですよ。

仕様の確認に使ったメーカー資料

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ギター講師・杉山つよし

ギター講師 杉山つよし

ギタースクールTSG主宰。リットーミュージックからギター教則本などを出版。テレビ番組・ニュース・ドラマ・アニメ・ゲーム・CMなど、幅広い分野のレコーディングを経験。アーティストのツアーやレコーディングのサポートも行い、自身の音楽作品も発表しています。

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