ギター初心者が絶対に知っておきたい!チューニングのやり方・基本知識

窓辺の机でアコースティックギターのペグを調整し、スマホのチューナーを使う手元
GUITAR BEGINNER初心者が最低限知っておきたいチューニングのやり方・基本知識

チューニングが合っていないと、コードもメロディーも正しく響きません。

この記事では、各弦の音名からチューナーアプリの使い方まで、初心者に必要な基本をまとめて解説します。

この記事を書いた人

ギター講師・杉山つよし

ギター講師 杉山つよし

ギタースクールTSG主宰。リットーミュージックからギター教則本などを出版。テレビ番組・ニュース・ドラマ・アニメ・ゲーム・CMなど、幅広い分野のレコーディングを経験。アーティストのツアーやレコーディングのサポートも行い、自身の音楽作品も発表しています。

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各弦の音名を覚えよう

何も押さえずに弾く「開放弦」を、6本それぞれ決まった音に合わせます。太い6弦から細い1弦へ読むと、次の順番です。

E・A・D・G・B・E

ギター6本の開放弦と標準チューニングの音名。6弦から1弦へE、A、D、G、B、E

標準チューニングでは、6弦から順に E・A・D・G・B・E に合わせます。図では下が太い弦、上が細い弦です。

チューナーには、ミ・ラの代わりに E・A などのアルファベットが出てきます。最初は図を見ながらで大丈夫ですよ。 弾いた弦の音名と、画面の表示を見比べてみてください♪

チューナーアプリを使ってチューニングしよう

チューナーは、弾いた音が高いか低いかを画面で教えてくれる道具です。クリップチューナーでももちろん大丈夫です。ここでは、スマホやPCのブラウザで使えるTSGのチューナーを例に説明します。

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TSG Metronome & Tunerの実際のTunerタブとマイク起動ボタン「Tuner」を開いて、マイクをオンに

「Tuner」タブを開き、マイクを許可するチューナー画面に切り替え、「マイクをオンにする」を押します。ブラウザから許可を聞かれたら、マイクの使用を許可します。Tunerタブとマイクをオンにするボタン
1本だけ弾く

どの弦から始めても大丈夫です。迷ったら、太い6弦から順に合わせてみてください!

ピックでアコースティックギターの弦を1本だけ弾く手元のイメージ
合わせたい弦を、1本ずつ。
表示された音名を確認するたとえば5弦なら A(ラ)が表示される状態を目指します。まったく違う音名が出るときは、別の弦のペグを回していないか確認します。
メーターが真ん中になるよう、ペグを少しずつ回す音が低いときは締める方向へ、音が高いときは緩める方向へ、少しずつ調整します。音程メーターのFlat、In Tune、Sharpの表示
6本終えたら、最初の弦からもう一度確認する他の弦を合わせると、先に合わせた弦が少しずれることがあります。最後にざっと一周すればOKです。
チューナーのメーター。左のFlatは音が低い、中央のIn Tuneは音が合っている、右のSharpは音が高いことを示す

針が真ん中の「In Tune」に来たら、その弦は合っています。左の Flat は低い、右の Sharp は高い状態です。

高くしすぎたときのコツ:一度少し低い方まで戻してから、締めながら合わせ直します。緩めながらぴったりで止めるより、チューニングが狂いにくくなります。

初心者がつまずきやすい4つのポイント

アコースティックギターのペグを指でつまんで調整する手元のイメージ
調整のコツペグは、
少しずつ。

一気に回さず、メーターを見ながら調整しましょう。

01

弾きっぱなしにしない

ポーン、ポーンと1秒おきに弾き直すと、チューナーが音を読み取りやすくなります。

02

ペグは少しずつ回す

一気に回すと音が行き過ぎます。針の動きを見ながら、少しずつ調整しましょう。

03

反応が不安定なら静かな場所へ

テレビや話し声を拾うことがあります。うまく反応しないときは、静かな場所で試します。

04

どのペグか分からなくなったら

弦を弾きながらペグをゆっくり回し、鳴っている音が変わるか確認します。

初めてなら、この設定のままでOK

基準ピッチ440 Hz

ここは、最初はそのままで大丈夫ですよ。

半音下げ/カポ

特殊な曲を弾くときに使う機能です。最初のうちはそのままで大丈夫です。

「弦を選択」は補助表示

各弦の目標となる音名・周波数を表示するボタンです。お手本の音は鳴りません。通常は選択せずにチューニングできます。

目標の音名を確認するための弦選択ボタン。通常のチューニングでは選択不要

よくある質問

音の合わせ方

チューニングは、練習のたびに必要ですか?

はい。練習を始める前に、毎回合わせましょう。ギターの弦は、置いておくだけでも少しずつ音がずれていきます。前回合わせたから大丈夫、と思わずに確認する習慣をつけておくと安心です。

どの弦から、何の音に合わせればいいですか?

どの弦からでもかまいません。迷ったら太い6弦から、E・A・D・G・B・Eの順に合わせましょう。日本語の音名ではミ・ラ・レ・ソ・シ・ミです。最初は覚えきれなくても、各弦の音名の図を見ながら進められます。

弦は押さえて弾きますか? 全部まとめて鳴らしてもいいですか?

何も押さえない「開放弦」を、1本ずつ弾きます。この記事の標準チューニングは、その音を合わせる方法です。まず合わせたい弦を1本鳴らし、画面の音名とメーターを確認しましょう。

ペグを回しすぎて、音が高くなってしまいました。

一度少し低い音まで戻し、締めながら合わせ直しましょう。緩めながらぴったりで止めるより、締めながら合わせるのがコツです。メーターを見ながら少しずつ回し、一気に行き過ぎないようにします。

6本合わせたら、それで終わりでいいですか?

最後に、最初の弦からもう一周確認します。他の弦を合わせると、先に合わせた弦が少しずれることがあるためです。ずれていた弦だけを調整し直しましょう。

うまく合わないとき

合わせても、すぐ音がずれるのはなぜですか?

新品の弦は伸びるため、張ってから数日は音が狂いやすくなります。気になったら、その都度合わせ直してください。「一度合わせたのに」と焦らず、練習前にも確認しましょう。

針が落ち着かず、音を読み取ってくれません。

静かな場所で、合わせたい弦を1本ずつ弾き直してみましょう。テレビや話し声を拾うことがあります。弾きっぱなしで待つより、ポーン、ポーンと1秒おきに鳴らして確認します。うまく合わせるコツを見る

回しているのが、どの弦のペグか分からなくなりました。

合わせたい弦を弾きながら、ペグをゆっくり少しだけ回し、音が変わるか確認します。音が変わらないのに回し続けず、対応するペグを確認してから進めましょう。

クリップチューナーでも、同じように合わせられますか?

もちろん大丈夫です。この記事では無料アプリを例にしていますが、クリップチューナーでも各弦の音名と音の高低を確認して合わせられます。ヘッドに挟むタイプは振動を拾うため、周りが多少うるさくても使いやすいです。

アプリ・設定の疑問

アプリを開いたのに、ギターの音に反応しません。

「Tuner」タブで「マイクをオンにする」を押し、ブラウザのマイク使用を許可したか確認してください。音を拾える状態になったら、静かな場所で1本ずつ弾きます。マイク起動ボタンの画面を見る

「弦を選択」は、毎回押す必要がありますか?

通常は、選択しなくてもチューニングできます。このボタンは、各弦の目標となる音名・周波数を確認するための補助表示です。音名を確かめたいときに使ってください。

「弦を選択」を押しても、お手本の音が鳴りません。

現在の「弦を選択」は、音を鳴らすボタンではありません。目標の音名・周波数を表示する機能なので、音が鳴らなくても故障ではありません。実際に弾いた音は、マイクをオンにしてメーターで確認します。

「440 Hz」「半音下げ」「カポ」は、変更した方がいいですか?

この記事の標準チューニングから始めるなら、基準ピッチは440 Hzのままで大丈夫です。半音下げやカポの設定も、入門のうちは触る必要はありません。まずは通常の設定で、各弦の音を合わせることに慣れましょう。

次は、初心者に必要な練習へ進もう

音が合ったら、さっそく弾いてみましょう♪ 練習することが多くて迷ったら、今の自分に必要な基礎に絞ってみると取り組みやすいですよ。

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この記事を書いた人

ギター講師・杉山つよし

ギター講師 杉山つよし

ギタースクールTSG主宰。リットーミュージックからギター教則本などを出版。テレビ番組・ニュース・ドラマ・アニメ・ゲーム・CMなど、幅広い分野のレコーディングを経験。アーティストのツアーやレコーディングのサポートも行い、自身の音楽作品も発表しています。

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