五線譜が読めなくても大丈夫!ギター初心者のためのTAB譜の読み方

TAB譜の読み方。五線譜が読めなくても大丈夫!

ギターの譜面は、五線譜が読めなくても読めます!

TAB譜(タブ譜)は、どの弦の、何フレットを押さえるかを数字で表した譜面です。線・数字・記号の見方を、実際の例で覚えていきましょう。

TAB譜とリズム譜は、セットで読むと分かりやすいですよ。
「どこを弾くか」はこの記事で、「いつ・どのくらいの長さで弾くか」はリズム譜の読み方で確認しましょう。

この記事を書いた人

ギター講師・杉山つよし

ギター講師 杉山つよし

ギタースクールTSG主宰。リットーミュージックからギター教則本などを出版。テレビ番組・ニュース・ドラマ・アニメ・ゲーム・CMなど、幅広い分野のレコーディングを経験。アーティストのツアーやレコーディングのサポートも行い、自身の音楽作品も発表しています。

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TAB譜の基本は「線=弦、数字=フレット」

まず覚えたいのは、線が「弦」、数字が「フレット」ということ。たとえば、この「3」はどこを弾くのでしょうか?

2弦の線に3。2弦3フレットを押さえて、その弦を弾く
2弦の線に「3」があるので

2弦・3フレットを
押さえて弾きます

数字は指の番号ではありません。線の位置と数字をセットで見てください。

6本の線ギターの6本の弦
線の上の数字押さえるフレット
数字の「0」押さえずに弾く開放弦

一番上が1弦(細い弦)、一番下が6弦(太い弦)です。譜面を読むときは、この向きで見てください。

弦やフレットの場所から確認したいときは、ギター各部の名称・弦とフレットの数え方も参考にどうぞ。

ド・レ・ミ・ファを読んでみよう

TAB譜は左から右へ読みます。次の図は「ド・レ・ミ・ファ」を1音ずつ弾く例です。

ドレミファ。5弦3フレット、4弦開放、4弦2フレット、4弦3フレットの順
標準チューニングでの例です。押さえる場所を、一つずつ見てみましょう。
5弦・3フレット押さえて弾く
4弦・開放弦押さえずに弾く
4弦・2フレット押さえて弾く
ファ4弦・3フレット押さえて弾く
「0」は休みではなく、何も押さえずに、その弦を弾くという意味です。上の例なら、2つ目の音もちゃんと鳴らします。

最初は「5弦の3、4弦の0……」と確認しながらで大丈夫ですよ。ギターを持っている方は、ゆっくり弾いてみてください♪

数字が縦に並んだら、まとめて弾こう

横に並んだ数字は1音ずつ。縦に並んだ数字は、同じタイミングで弾きます。コードもこの形で書かれます。

左は5弦3フレットと4弦2フレットを1音ずつ。右はCコードをまとめて弾く
左は1音ずつ。右の縦1列はCコードです。

右のCコードでは、5弦3フレット・4弦2フレット・2弦1フレットを押さえ、3弦と1弦は開放弦で鳴らします。数字のない6弦は弾きません。

「0がある弦」と「数字のない弦」は別です。
このCコードで鳴らすのは5弦〜1弦。6本全部を弾くわけではありません。

弾くタイミングは、リズムの記号で確認

数字から分かるのは、弾く場所です。音の長さは、数字に付いた棒や横棒(連桁)を見て読み取ります。

下の図では、3弦の開放弦を「1・2・3と・4と」と弾きます。前半は4分音符、後半は8分音符の例です。

3弦の0を、4分音符2つ・8分音符4つで弾く4拍の例
4分音符を1拍として数える例。最初の2音は1拍ずつ、後の4音は半拍ずつです。
1・2この図では4分音符。1拍に1回弾く
3と・4とこの図では8分音符。1拍に2回弾く
数字は全部0押さえる場所は変えず、3弦の開放弦を弾く

まずは口で数えながら、ゆっくり合わせてみてください。メトロノームを使う練習も、タイミングを確かめるのに役立ちます。

音符や休符の読み方も、一緒に覚えましょう。
リズム譜の読み方では、音の長さを図で見比べられます。音で確かめたい方は、下で紹介する無料リズムトレーナーも使ってみてください♪

h・p・×など、よく使う記号

数字の間にあるアルファベットは、弾き方の指示です。練習したい曲に出てきたものから確認していけば大丈夫です。

0
開放弦何も押さえず、その弦を弾きます。
×
ミュート弦に軽く触れて「プツッ」という音を出します。音程のある音は鳴らしません。
h
ハンマリング次の音をピッキングせず、指板を叩いて音を出します。
p
プリング押さえた指を引っかけて離し、次の音を出します。
s /
スライド指を滑らせて、次のフレットへ移動します。sのほか、スラッシュでも表されます。

曲の途中で「どこへ戻るの?」と迷ったら、リピート記号の読み方も確認してみてください。繰り返す順番を図でたどれます。

TAB譜を見ながら弾くときのコツ

まずは、この3つをギターで確かめてみましょう!

1弾く場所を読む

2弦の線に3。2弦3フレットを押さえて弾く

この「3」は2弦・3フレット。線が弦、数字がフレットです。

21音ずつ? まとめて?

左は1音ずつ、右はCコードをまとめて弾く。0は開放弦

横に並んだ数字は順番に、縦1列は同じタイミングで。右のCは5〜1弦を鳴らし、0の弦は押さえません。

3数えながら弾く

3弦の開放弦を1・2・3と・4とで弾く。前半は4分音符、後半は8分音符

この例は全部3弦の開放弦。「1・2・3と・4と」と口で数えて、ゆっくり弾いてみましょう。

最初は短いフレーズだけでOK。音の長さに迷ったら、リズム譜の読み方も一緒に見てくださいね。

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弾く場所が分かったら、次はリズム!

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音符・休符の基本は、リズム譜の読み方で確認できます。

よくある質問

TAB譜の数字は、押さえる指の番号ですか?

フレットの番号です。2弦の線に3と書かれていれば、2弦3フレットを押さえます。コードダイアグラムの丸の中に書かれる指番号とは、意味が違います。

0や、何も書かれていない線も弾きますか?

0は開放弦なので、押さえずに弾きます。数字のない線は、その位置では弾きません。この記事のCコードなら、1弦と3弦の0は鳴らし、何も書かれていない6弦は弾きません。

数字が縦に並んでいるときも、上から順番に弾くのですか?

縦にそろった数字は、同じタイミングで弾く指示です。この記事のCコードなら、押さえる指を準備してから、5弦〜1弦をまとめて鳴らします。1音ずつ弾く例は、数字が横に並んでいます。

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ギタースクールTSG主宰。リットーミュージックからギター教則本などを出版。テレビ番組・ニュース・ドラマ・アニメ・ゲーム・CMなど、幅広い分野のレコーディングを経験。アーティストのツアーやレコーディングのサポートも行い、自身の音楽作品も発表しています。

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