楽譜のリピート記号の読み方|「どこへ戻る?」が図で分かる!


リピート記号が読めると、楽譜の進み方が分かります!
「どこへ戻る?」「次はどこを弾く?」を、記号の一覧と演奏順の図で確認しましょう。
リピート記号の一覧|意味をすぐ確認
楽譜に出てきた記号を探してみてください。タップすると、その記号の詳しい読み方に移動します。
To Coda・Fineは、D.C./D.S.で戻る流れとセットで確認してください。
リピート記号:同じ区間をもう1回
太い線・細い線と、2つの点が目印です。終わりの記号まで来たら、対応する開始の記号まで戻って、もう1回弾きます。

曲の最初に戻ります。開始のリピート記号は、省略されることがあります。
1カッコ・2カッコ:弾く場所を切り替える
「1.」「2.」のカッコがあったら、1回目と2回目で、最後に弾く部分が変わります。

2回目は、1カッコの中を弾きません。Bを飛ばして、Cへ進みます。図を指でたどってみると分かりやすいですよ♪
D.C.・D.S.:戻る場所の違い
どちらも「戻る」指示ですが、戻る場所が違います。ここを見分けられれば、進む順番を追いやすくなります。
D.C. al Fine:最初へ戻り、Fineで終わる
D.C.(ダ・カーポ)は曲の最初へ。al Fine(アル・フィーネ)は、戻ってからFineまで弾く、という指示です。

D.S. al Fine:セーニョへ戻り、Fineで終わる
D.S.(ダル・セーニョ)で戻るのは、Sのような形のセーニョ記号。この図では、Bの始まりにあります。

To Coda・Fine:飛ぶ場所と終わる場所
To Coda(トゥ・コーダ)は、別に書かれたコーダ=曲の終わりの部分へ飛ぶための目印です。
最初にTo Codaを通るときは、そのまま先へ。D.C.やD.S.で戻ってきてから、コーダへ飛びます。

Fine(フィーネ)は、戻ったあとのゴール
先ほどのD.C. al Fine/D.S. al Fineの図では、最初にFineを通ったときは先へ進み、戻ってきたらFineで演奏を終えます。「ファイン」ではなく「フィーネ」と読みます。
小節線・終止線・フェルマータも確認
見た目が似ていても、点があるか、線が太いかで意味が変わります。こちらも一緒に見ておきましょう。
フェルマータは、演奏順を変える記号ではありません。のばす長さは、きっちり何拍と決まっているわけではありません。
練習問題|小節番号を順にたどろう
最後に、記号を組み合わせた例を見てみましょう。楽器は持たずに、小節番号を順にたどるだけでOKです!
「2.3.」のカッコは、2回目と3回目に弾く部分です。この例では、D.S.で戻ったあとはリピートをせず、2.3.カッコへ進みます。
答えを見る:演奏する順番と理由
まずは最初の4小節を弾きます。
1回目は1カッコへ。10小節のリピート記号で、5小節に戻ります。
2回目は9〜10小節を飛ばし、2.3.カッコへ。まだD.S.で戻っていないので、To Codaは通過します。
14小節の右下にあるD.S. al Codaで、セーニョのある5小節へ戻ります。
D.S.で戻ったあとはリピートをせず、2.3.カッコへ。今度は12小節の右上のTo Codaから、15小節へ飛びます。
コーダの15〜16小節を弾いて終わりです。
「どこへ戻るか」と「戻ったあとにどこで飛ぶか」を分けて確認すると、順番を追いやすくなります。
よくある質問
D.C.とD.S.は、どちらも曲の最初へ戻るのですか?
曲の最初へ戻るのはD.C.です。D.S.はセーニョ記号へ戻ります。Sのような形の印を探してみてください。
リピート記号は、何回繰り返せばいいですか?
ここで紹介した基本のリピートは、同じ区間をもう1回、合計2回弾きます。カッコに数字がある場合は、その数字に合わせて弾く部分を選びます。
D.C.やD.S.で戻ったら、リピート記号も繰り返しますか?
戻ったあとは、リピートを省略して進むのが一般的です。この記事の練習問題もその読み方です。5小節へ戻ったら1カッコには入らず、2.3.カッコへ進んでください。




