「chameleon」のギターアドリブソロ解説 テーマを活かしたソロ + ドリアン・スケールについて【ギターレッスン】
「chameleon」のギターアドリブソロ解説 テーマを活かしたソロ + ドリアン・スケールについて【ギターレッスン】解説動画
動画はこちら→https://youtu.be/tpzJCEnz8cw
今回の動画内容の要約、概要
こんにちは、ギタリストの杉山つよしです。今回は、スタンダード曲「カメレオン」のギターソロのアドリブ解説をしてみたいと思います。この曲はブルースやペンタトニックでアドリブをできるようになった人が練習することが多く、自由すぎて何をすればいいか分かりにくいと感じる人も多いです。
今回は、ペンタトニックだけでなくドリアンスケールについても解説しながらアドリブの練習方法を紹介したいと思います。
ベーシックB♭マイナーペンタにドリアンスケールを使った練習方法
まず最初に紹介したいのは、ベーシックB♭マイナーペンタにドリアンスケールを使った練習方法です。
ポジション表も用意されており、この基本のポジションからフレージングを作ることが多いため、二つのポジションをさらさらっと弾けるようになることが大切です。
また、アドリブの練習に入る前に、テーマのメロディを生かしてソロを弾くことが大切だと感じます。テーマメロディがない場合でも、リズムの感じを活かして別のフレーズを作っていくのが良いです。
ペンタとドリアンスケールを組み合わせたフレーズの紹介
次に、ペンタとドリアンスケールを組み合わせたフレーズの紹介です。
具体例として、テーマプラスペンタのフレーズを混ぜる習慣があると良く、それを自然にソロの中で混ぜられるようにしておくと聞きやすいソロになります。
また、原曲のメロディを意識したフレージングをすることが重要で、それを混ぜることで聴く人にとってキャッチーに聞こえます。
フレーズを混ぜたソロの演奏
最後に、ペンタとドリアンスケールを混ぜたフレーズを使ったソロの演奏が紹介します。
ペンタから離れないようにしながら、プラスアルファとして紹介された二つのフレーズを混ぜるようにしました。
1つ目のフレーズはブラッシングもポイントになっているため、自分なりに崩せるようにチャレンジしてみることが大切です。
カメレオンのソロ練習で大事なこと
カメレオンのテーマはメロディアスとは言えませんが、リズム感は応用しやすいので参考にすると良いでしょう。リズムを活かして、別のフレーズを作っていくイメージです。
今回は、テーマの影響を分かりやすく示すために、リズムを活かしてフレーズを作りました。原曲を理解しているニュアンスが出ると思います。また、上の方のポジションの見本もご紹介しました。
具体的なフレーズ例
具体例として、タブ譜を見せます。テーマプラスペンタのフレーズを混ぜる習慣がついていて、それを自然にソロの中で混ぜられるようにしておくと、聞きやすいソロになります。どの曲でも原曲のメロディを意識したフレージングは、聞いている人にとってキャッチーに聞こえるので、そこを大事にしてほしいと思います。
ゆっくりと弾いた例も紹介しました。スライドで頑張って三連を弾いています。十六分の裏のタイミングから詰め込んでいる感じのニュアンスです。
バッキングに混ぜて弾いてみました。そして、もう一つドリアンスケールの音を使ったフレーズも紹介します。要所で和音や複音を使うと良いでしょう。
終わりに
カメレオンは、ジャムセッションやソウルフュージョン系のセッションで本当によく演奏される曲であり、初心者から上級者まで練習することができる曲だと感じます。今回は、ペンタトニックとドリアンスケールについて解説しながらアドリブの練習方法を紹介しました。次回は、少し難易度の高いドリアン系のフレーズを紹介してみたいと思います。
この記事を書いた人

ギタリスト 杉山つよし
20歳からプロ活動を開始、24歳でJAZZトリオでグランプリ(埼玉県知事賞)を獲得。25歳の時よりギタースクールTSGを設立、運営。
20代の頃からギター教則本の執筆を行い、近年は作曲/編曲などの音楽制作、TVドラマ、ニュース番組、アニメ主題歌、CM、ゲームミュージックなど様々な録音に参加。自身のギター作品の発表などの活動も行っている。
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