ギター講師になるきっかけ、ギター講師を続ける理由と職業の魅力とは
こんにちは!ギタースクールTSGです🎸
今回は、私がギター講師になったきっかけと、その魅力についてお話しします。もしあなたがギター講師志望者なら、参考になれば、、!と思い書きました!
ギター講師になるきっかけ
私がギター講師になりたいと思ったのは、10代の学生の頃からでした。音楽の部活動に所属し、近所のギター教室に通っていた経験から、
「自分もこんな職業につきたい!」と強く思ったのがきっかけです。みんなで音楽を楽しむ場所を仕事にできたら、どんなに素晴らしいだろうと夢見ていました。
音楽関係の友達の多くは「バンドでデビューしたい」「テレビに出たい」と考えていましたが、私にとっては、身近なギター講師の存在がとても自然で、憧れの的でした。
その後紆余曲折あって22歳頃からギター講師の仕事を得ることができました。これについてもいずれ詳しく記事を書こうと思っています!
ギャップを乗り越える
とはいえ、ギター講師になったばかりの頃は、理想と現実のギャップに苦しむこともありました。
特に、生徒さんに対して「どうしてもっと練習してこないんだろう」「もっといろんなことを教えたいのに、なかなか進まないな、、」と思ってしまうことがありました。これは、私自身の過去の経験と比べてしまうことから来るもので、初心者講師によくある悩みだと思います。
生徒さんのほとんどがギターを趣味で楽しんでいる方で、別にプロを目指しているわけではないですから、プロ志向だった当時の自分よりも練習してくるなんてことはまずないですよね(笑) 生徒さんへの期待が大きすぎたのがギャップの原因だと思っています。
しかし、今では生徒さんに音楽を楽しんでもらい、好きになってもらうことが一番大事だと考えています。
「音楽がこんなに楽しいなんて知りませんでした!」と生徒さんに言ってもらえた時の嬉しさは、何ものにも代えがたい経験です。その笑顔を見た瞬間、「ああ、これがギター講師の醍醐味なんだ!」と心から感じました。音楽を通じて、人々の人生にプラスの影響を与えることができるのは、本当に素晴らしいことです。
ギター講師の魅力
ギター講師の最大の魅力は、音楽の喜びを他の人と共有できることです。生徒さんが初めてコードを弾けた時や、好きな曲を演奏できるようになった瞬間の喜びを共感することは、本当に素晴らしい経験です。そしてそれ以外にも以下のようなことがあります。
自分自身のスキル向上
教えることで、自分自身のスキルも向上するのです。生徒さんに教えるためには、常に自分も練習し、新しいテクニックや知識を取り入れる必要があります。その過程で、自分の演奏力や理論の理解が深まります。
ある時、生徒さんから「ジャズのアドリブをもっと学びたい」とリクエストを受けました。
それまであまり自分の中で整理できていなかったスケールの運指ポジション表を作成してレッスンに役立てたり、身につけるべき必須のフレーズ集!なんかを作って渡したり、
生徒さんのためにも「一緒に学ぶような気持ちになる」ことで、自分の演奏の幅が広がりました。教えることは、学ぶことの連続です!
柔軟な働き方
ギター講師の仕事は、柔軟な働き方が可能です。人によっては自宅でのレッスンやオンラインレッスンを行えば、時間や場所にとらわれず、自分のペースで働くことができます。バンド活動や他の音楽活動と両立しやすい点も魅力です。
例えば、朝は自宅でレッスンを行い、夜はライブハウスでバンド活動というスケジュールも可能です。自分のライフスタイルに合わせて働けるのは、他の職業ではなかなか難しいポイントですよね!
生徒さんとの信頼関係
生徒さんとの信頼関係は、ギター講師としての喜びの一つです。
例えば、初めて会ったときは緊張していた生徒さんが、次第に打ち解け合い、自分の好きな音楽や、自分の経験談を話すようになっていき、セッションイベントやレクリエーションなどを通して、「音楽というコミュニティの一員/仲間」という意識を持てるようになります。
そのたびに、「この仕事をしていて良かった」と感じます。生徒さんと、一緒に喜びを分かち合うことが、私がギター講師を続ける理由の一つです。
継続的な学びと挑戦
ギター講師の仕事は、常に学びと挑戦の連続です。新しい曲や技術を学び、生徒さんにわかりやすく教えるための工夫を続けることで、自分自身も成長します。
例えば、今流行りの楽曲や、音楽のスタイル、最新の機材に触れる機会も生徒さんとのレッスンを通して経験することになります。それらをレッスンに取り入れることは、自己成長に繋がります。生徒さんがどのようにすれば最も効率的に学べるかを考え、そのための教材や練習方法を工夫することも、やりがいの一つです。
セッションやライブイベントなど、さまざまな場面での交流が生まれ、新しいアイデアやインスピレーションを得ることができます。音楽を通じて仲間が増え、友達が増えることは、とても嬉しいことです。
まとめ
ギター講師としての人生は、音楽の喜びを共有し、自分自身のスキルを向上させ、柔軟な働き方を実現できる素晴らしいものです。生徒さんとの信頼関係を築き、音楽を通じて自己表現をサポートし、常に学びと挑戦を続けることで、豊かな人生を送ることができます。
もし、あなたがギターを愛し、その魅力を他の人に伝えたいと考えているなら、ぜひギター講師への道を検討してみてください。音楽の力を信じ、共に成長する喜びを感じることができるこの仕事は、きっとあなたの人生を豊かにしてくれるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!✨もし興味がある方は、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね♪
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ギタースクール TSG では、現在新規のギター講師を募集しております。ギター講師活動を行うにあたっての心構えや、必要なことなどのアドバイスを行っています。その他レッスンのための環境の準備、教材の用意の方法や、学び方などもお伝えしておりますので、興味のある方は一度気軽にご相談いただければと思います。
その他、ご質問なども受け付けていますので、気軽にご連絡ください!お待ちしております😊
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この記事を書いた人
ギタリスト 杉山つよし
20歳からプロ活動を開始、24歳でJAZZトリオでグランプリ(埼玉県知事賞)を獲得。25歳の時よりギタースクールTSGを設立、運営。
20代の頃からギター教則本の執筆を行い、近年は作曲/編曲などの音楽制作、TVドラマ、ニュース番組、アニメ主題歌、CM、ゲームミュージックなど様々な録音に参加。自身のギター作品の発表などの活動も行っている。
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