Isn't She Lovelyで学ぶ、オルタードフレーズの練習をする前に知っておきたいこと【ギターレッスン】
フレーズを覚えて、弾けるようになってからがアドリブの練習の始まり
オルタードフレーズを練習している方で良くあるのが、
「フレーズを練習して、ちょっとペンタとかのアドリブと混ぜてみて、あんまり使いこなせなくて、終了」
というパターンに陥ってしまうケースです。
正直アドリブ練習でのスタートラインで終わってしまうパターンですね!
様々なパターンで当てはめてみることが大切。
オルタード(に限らないけれど)フレーズをアドリブで使いこなせるようになるための練習の、具体的な例をたくさん上げておきます!
・ループの中で練習する(2~4小節で良い)
・音の始まるタイミングを変えてみる
・譜割り(リズムの組み合わせ)を変えてみる
→16分を入れてみる
→3連符を入れてみる
・強弱/アクセントを変えてみる
・前後のフレーズを考えてみる。入り方、終わり方を整える。
・曲の中で使えるか試してみる
・テンポが変わっても使えるか試してみる
・他の曲でも使えるか試してみる
最低でも上記くらいのパターンを試さないと上級者でも、というかプロの人でもあんまり自分のフレーズとして吸収できないんですよね。
フレーズの数を増やすよりも、色んなパターンで、そのフレーズを「育てる」くらいの気持ちでないと、なかなか新しいフレーズをアドリブの中で自然に弾けるようになるのは難しいです。
動画でみっちり解説しておりますので、参考にしてみて下さい!
今回の解説記事の動画→
今回はここまで、、しばらくギターアドリブソロのためのレッスン動画をアップしていこうと思います!スタンダード曲を中心に解説していきますので良かったら見てね~!😊
動画内容の要約、概要
ギターの杉山つよしです。
今日はオルタードフレーズの練習について、うまくいかない人のためのアドバイス動画を撮ろうと思います。初心者から中級者向けで、ジャズ系の方に特におすすめです。
初心者でもオルタードフレーズを練習している方もいるかと思います。しかし、これまである程度アドリブをやってきた上で新しいフレーズを取り込もうとすると、うまくいかない場合があります。そこで、そのような場合についてアドバイスしたいと思います。
最初にお伝えするのは、コピーしたフレーズのニュアンスを真似ることが大前提であるということです。その上で、弾けるようになってから、自分のフレーズで混ぜてもうまくいかない場合のアドバイスをお届けします。
まずは、ループを組んで練習することが重要です。基本的には2小節から4小節のループを組んで試してみましょう。フレーズ自体を少しずつ崩して、自分のフレーズとなじませるようにしてください。例えば、始まりの音を変えてみたり、終わり方を変えてみたり、フレーズが始まる前の音を考えてみたりすることが大事です。これによって、自分のフレーズに徐々に馴染んでいくでしょう。
慣れてきたら、4小節のループを試してみましょう。そして、曲全体で練習することもできます。ちなみに、G#7からC#mへの流れでもB7からEM7への流れでも、どちらでも使えるフレーズです。
最初は音数少なくてシンプルなフレーズから始めて、前後のフレーズを作ってみたり、フレーズが入るタイミングを変えてみたりすることが大切です。これらのことをしっかり行うことで、自分のアドリブフレーズに徐々に馴染んでいくことができます。
今回は理論的なことは置いておきましたが、今後もオルタードフレーズの練習に取り組む際には、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人
ギタリスト 杉山つよし
20歳からプロ活動を開始、24歳でJAZZトリオでグランプリ(埼玉県知事賞)を獲得。25歳の時よりギタースクールTSGを設立、運営。
20代の頃からギター教則本の執筆を行い、近年は作曲/編曲などの音楽制作、TVドラマ、ニュース番組、アニメ主題歌、CM、ゲームミュージックなど様々な録音に参加。自身のギター作品の発表などの活動も行っている。
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