ギターの早弾き練習ではゆっくりテンポで練習するのは意味がない!?YouTubeの情報の真相と現実
こんにちは♪ 最近、早弾きの練習についてある話を耳にしました。興味深いので、シェアしたいと思います!

生徒さんからの意外な質問 「ゆっくり練習していては駄目だと聞いた」
先日、生徒さんからこんな話を聞きました。
「早弾きが上手くなるためには、【ゆっくり弾く練習】は実は効果がなく、【超高速での練習が必要】だと聞いたんですが…」
この意見、YouTubeなどの動画で聞かれた方もいるのではないでしょうか?
多くの人が「ゆっくり練習するのが大事」という情報に触れている中、逆の情報を信じてしまう方もいるようですね!
例えば、
【陸上選手が早く走るために、ゆっくり走る練習ばかりしているやつはいないだろ?】という例え話があるそうです。
なんとなくそうかなという気もしてしまうと思います。でも、実際のところはどうでしょう?
結論から言えばゆっくり練習しないと上達はしないです。
自分の限界のテンポで練習している時は弱点がよく見えるようになり、それを意識してゆっくりのテンポで練習していることが重要です。
注意点ですが、よくある悪い例として「ゆっくり練習してさえいればいいや」というようなマインドになってしまうと上達はストップしてしまいます。
自分の限界に近い早いテンポで練習をすることによって自分の問題点に気づきやすくなるという意図が、上記で示したYoutube動画での説の考え方の元になっているのではないでしょうか?
(極端な超絶テクニックでの速弾きを練習している場合は、そもそも筋肉の使い方などをゆっくり弾く時とは異なる方法で行うため、一度限界まで早く弾いてみましょう!という風に伝えることも多いようです)
時折、高速練習での限界挑戦も必要。でも、基本はゆっくりとした練習で、焦点を絞りながら改善する時間が最も効果的だと思っています!
陸上選手も、確かに速く走る練習はします。しかし、フォームを見直す際には、コーチと共にゆっくりと体を動かしながら、各部位の角度や力の入れ方を調整しているはずです。
今の時代、インターネットで簡単に情報を得られます。しかし、全ての情報が自分に合っているわけではありません。特に、練習方法を大きく変える際は、信頼できるギター講師やプロに直接アドバイスを求めるのがベストだと思います!
みなさん、どんな情報でも鵜呑みにせず、自分のペースで確実に上達していきましょう!
参考になれば幸いです♪ 今日も素晴らしい1日をお過ごしください!
この記事を書いた人

ギタリスト 杉山つよし
20歳からプロ活動を開始、24歳でJAZZトリオでグランプリ(埼玉県知事賞)を獲得。25歳の時よりギタースクールTSGを設立、運営。
20代の頃からギター教則本の執筆を行い、近年は作曲/編曲などの音楽制作、TVドラマ、ニュース番組、アニメ主題歌、CM、ゲームミュージックなど様々な録音に参加。自身のギター作品の発表などの活動も行っている。
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