ギタリストのための、リズムトレーニング超入門【ギターで学ぶリズムの初歩】
リズムの理解やリズムの能力は、ギター上達のスピードと最も関係のあるスキルです。
逆に言うと「リズムが理解できていないと上達はめちゃくちゃ遅くなる」とも言えます
リズム感という言葉に惑わされ、「感覚を鍛えれば良い」と思い込んでしまい、適当なリズムのまま練習してしまうリスクがあります。
これは本当によくあるあるで、もったいないことなんですよね。
リズムは感覚よりも、まずは読み方や理解がしっかりできていることが大切です。この基礎が固まっていないと、どれだけ練習しても上達が停滞してしまいます。リズム感を鍛えるのはその後です。
(※読み方がまるでわからないのに、リズムをしっかり捉えられている人も極稀にいますが、それは例外だと思った方がいいでしょう。今まで1000人近い人を見てきましたが、ほぼゼロに近いぐらいの割合です。必ずつまずきます)
ギタリストにとって、リズムトレーニングを行うことは技術向上に直結する重要なポイントです。
今回のブログでは、初心者から中級者、そして上級者の方にも役立つリズムトレーニングの基本をお伝えします。
「リズムが取れない」「カウントができない」と感じている方に向けて、効果的なトレーニング法を紹介しますので、ぜひ最後までお読みください!
なぜリズムが重要なのか?
繰り返しますが、リズムをしっかり理解していることが、ギター上達の最短ルートであるということです。
特に初心者の方が最初につまずくポイントの一つが「リズムを無視する」ことです。これは演奏に慣れてきた中級者、そして上級者にも見られる傾向です。
「指は動くけどリズムはなんとなく」という状態では、上達はどうしても止まってしまいがちです。逆に、リズムをしっかり理解して演奏できる人は、どんどん上達していきます。
だからこそ、今回のトレーニングでリズムを基本から学び、演奏の質を高めていきましょう。
リズム譜を読めるようになることから始めましょう
リズムトレーニングというと難しく聞こえますが、最初にやるべきことはシンプルです。それはリズム譜を読むこと、そしてカウントしながら音を出すことです。
例えば、4拍子のリズム譜を「タタタタ」というふうに口で言ってみましょう。この「口でリズムを言う」という練習はとても重要です。リズムを口に出すことで、音符の長さやカウントが自然に体に染みついてきます。
ギターで弾く前に、まずは口でリズムをしっかり捉えましょう。
「ギターで弾けるけど、リズムを説明するのは苦手」という方も多いのではないでしょうか?でも、まずは言葉に出してリズムを理解することが、リズムを理解するための第一歩です。
足を踏んでカウントを刻めるようにしよう
具体的に大切なことの一つは足を踏んでカウントを刻めるようにすることです。
足を踏むことで、自分のリズムのタイミングを視覚的に、そして聴覚的にも確認することができます。
例えば、足で4拍を刻みながら「タータタタタ」などど演奏するフレーズのリズムを口に出す。
最初はゆっくりからで構いません。この一連の動作が自然にできるようになることで、リズムを読む力がどんどん向上していきますよ♪
上級者の方で、演奏中に体全体でリズムを感じている姿を見かけたことがあるかもしれません。
彼らはまず足でリズムをしっかり感じ、そこから全身でリズムを表現できるようになったのです。
ぜひ、皆さんもまずは足を使ってリズムを感じてみてください!
リズムが読めないと損をする!?
リズムを理解しないまま演奏を続けてしまうと、どうしても上達に時間がかかってしまいます。
「なんとなく弾ける」ではなく、しっかりとリズムを理解して演奏することで、演奏の質が格段に向上します。
例えば、ギターソロのフレーズを演奏する際、フレーズに集中しすぎてリズムが取れていないまま練習しているというケースが見受けられます。
これは上達できなくなってしまうよくあるパターンです。
リズムの細かな部分を理解していると表現力もアップしますし、他の楽器とも自然に一体感を持って演奏できるようになります。
リズムの読み方を鍛えることで、他の人との演奏もさらに楽しくなりますよ!
おすすめのリズムトレーニング
それでは、具体的なリズムトレーニング方法を紹介します。
- リズム譜を見て、口でリズムを言う
- 例えば「タータタタタ」と口に出し、足で4拍を刻む。
- この時、テンポはゆっくりから始めて、徐々に速くしていきます。
- ギターでリズムを弾いてみる
- リズムを口で言いながら、ギターで同じリズムを弾いてみましょう。
- 足でカウントを取りながら演奏することが重要です。
- 慣れてきたら、好きな曲のリズムを分解してみる
- 好きな曲のリズムを口で言えるようにして、そのリズムをギターで再現します。
- 曲のリズムパターンを分析することで、リズムの理解がさらに深まります。
リズムトレーニングは避けて通れない道
リズムトレーニングは、正直なところ、楽しいと感じられる練習ではないかもしれません。
しかし、このトレーニングを続けることで、演奏の楽しさや表現の幅が格段に広がります!
リズムの読み方が身についてくると、ギターを弾くことがより自由に、楽しく感じられるようになりますよ♪
ですので、ぜひ今回紹介したリズムトレーニングを日々の練習に取り入れてみてください。
ギターの上達を加速させる一歩として、リズムの理解を深めましょう!
それでは、次のレッスンでお会いしましょう♪
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この記事を書いた人
ギタリスト 杉山つよし
20歳からプロ活動を開始、24歳でJAZZトリオでグランプリ(埼玉県知事賞)を獲得。25歳の時よりギタースクールTSGを設立、運営。
20代の頃からギター教則本の執筆を行い、近年は作曲/編曲などの音楽制作、TVドラマ、ニュース番組、アニメ主題歌、CM、ゲームミュージックなど様々な録音に参加。自身のギター作品の発表などの活動も行っている。
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